新感覚のWiiリモコンで新たな層を取り込むことに成功し、『Wiiスポーツ』が150万本売れるなど、ゲームソフトも順調だ。またハードを買ってすぐにインターネットに接続し、ニュースやネットを利用したコミュニケーションが楽しめるなど、ゲーム以外にも楽しめてしまうのも人気のひとつとなっている。
一方、同時期に発売した『プレイステーション3(以下 PS3)』はというと……。90万台(2007年6月現在)を突破ところである。2007年5月21日〜5月27日の週間売り上げをみてみると、9,627台とかなり厳しい数字。『Wii』のライバルとみられていた『PS3』が売れていない要因は数々ある。主な理由としては……。
・本体の価格が高すぎる
・魅力のあるゲームソフトが揃わなかった
・同時期に『Wii』が発売され世間の注目が分散した
・現在のゲームユーザー層はライト傾向に向かいつつある
・年末に出るはずだったキラーソフト『グランツーリスモHD』の発売中止(オンラインダウンロードのみ)
・『PS3』の機能とゲームで満足してるユーザー
・本体が光沢している
……など、『PS3』苦戦の理由は多岐にわたる。昨年価格を発表したときも、消費者から大ブーイングが起きた『PS3』の価格。その後1万円を下げるという対策を打ち出したが、まだ消費者にとっては高いと評価されているようだ。発売当時の『Yahoo!オークション』では10万円以上の高値が付いた『PS3』だが、今ではテンバイヤー(転売する人)も売れずに涙目だという。まさに、物を売るっていうレベルじゃない。
では、ソニー・コンピューター・エンタテインメント(SCE)や販売店の状況をみてみよう。『PS3』の販売不振により、SCEのゲーム部門の損失は2,323億円規模とされている。出荷数だけみれば、『PS3』は550万台も出荷されているが、ほとんどが流通在庫状態だという。つまり、販売店や問屋の倉庫に眠っている状態である。量販店などで見かける“プレステ3緊急入荷!”の手書きチラシも、効果はいまひとつのようだ。
『PS3』発売日、「一人でもケガ人が出たら販売を中止します!」という警告まで発令した家電量販店も、いまは「物売るっていうレベルじゃねえぞ!」とSCEに言いたい状況といえるだろう。無論、お客も「家で遊びます」といえる価格になるまで買いひかえを続けそうだ。
しかし、『PS3』の不振は、単にゲーム機の問題だけにとどまらず、SCE自体の危機ともいわれている。また、ゲーム業界全体にとっても、『PS3』の不振はゲームソフトの販売や売り上げ低下を招き、しいてはゲームソフト開発数にも影響が及ぶなど、ゲーム業界全体の地盤沈下の危険もはらんでいるといえるだろう。
ゲーム業界の思惑だけでなく、『PS3』のユーザーたちも愛着のあるプレイステーションの反撃を願っていることはいうまでもない。
※上記データはソニー公式による発表のものです。
引用【ライブドアニュース】
WilとPS3。
こんなに差が出るとは誰も思わなかったでしょうね。
色んな原因が考えられてるみたいだけど。
売れない現状をどうやって打破していくのだろう。
どうする?ソニー。


